株価が程よく下がりつつあるJAL日本航空の2022年3月期第1四半期決算が公式ホームページにて公開されました。
今回の記事ではその決算書の情報を元に個人的な見解を入れつつ、今後の見通しについてまとめています。
最後にはJAL日本航空をポートフォリオに組み込むのはありかも記載しているので、ぜひ最後まで御覧ください。
JAL日本航空 2022年3月期 第1四半期決算の数値
2022年3月期第1四半期の決算は想定通りの赤字祭りでした。
連結業績
(%表示は、対前年同四半期増減率)
(▲はマイナス)
2022年3月期第1四半期 | 2021年3月期第1四半期 | |
---|---|---|
売上収益 | 1333億320万円 (74.1%) | 763億9100万円 (▲78.1%) |
営業利益 | ▲768億4500万円 (31.9%) | ▲1281億7900万円 (56.5%) |
四半期利益 | ▲559億3100万円 | ▲811億5900万円 |
1株辺り純利益 (EPS)
(▲はマイナス)
1株辺り四半期純利益 | |
---|---|
2022年3月期第1四半期 | ▲132.54円 |
2021年3月期第1四半期 | ▲278.06円 |
連結財政状態
資産合計 | 資本合計 | 自己資本比率 | |
---|---|---|---|
2022年3月期 第1四半期 | 2兆1041億9600万円 | 9242億2100万円 | 42.4% |
2021年3月期 | 2兆1072億900万円 | 9815億3500万円 | 45% |
業績予想
2022年3月期の連結業績予想はコロナの影響もあり見積もるのが難しいとの事で、発表は見送り。
現在のJAL日本航空の株価
8月3日の決算発表を受けての8月4日の株価は十字線を築き上げて揉み合う形で終わりました。
3月〜7月はカップウィズハンドルの形成に失敗し、それ以降は完全に下落トレンドに入っています。
今後のJAL日本航空の株価は上がるのか
今後どうなっていくかについてのファンダメンタル・テクニカル分析は下記の記事にまとめてあるのでご覧頂ければと思います。
一応こちらの方にも結論だけ記載をしておくと、短期ではまだまだ読みづらい状態ですが、長期投資としては30%以上の株価増加の可能性を秘めている銘柄だと考えています。
ポートフォリオに入れるのはありか
最後にJAL日本航空をポートフォリオに組み込むのはありかについてですが、こちらも下記の記事の内容とスタンスは変わらず、長期投資としてはありで、短期投資としては少し危険だと考えています。
航空株銘柄は御存知の通りコロナの影響を大きく受ける銘柄であり、最近ではデルタ株の懸念が高まっている状況です。
もちろんこのニュースにより株価をかなり下げてるので買いと言う見方も出来ますが、コロナの収束がいつになるか目処が経っていないのに短期投資をするのは危険だと思います。
ただし今回の決算を見てわかるように前年同期と比べると赤字幅が大きく縮小されているので、コロナさえ収束すればコロナ前の株価水準である3,000円付近までは戻す可能性が高いので長期投資としては買いだと考えています。
これらの事を踏まえた上でポートフォリオに入れるかの最終的な判断はあなた自身で決めて行きましょう。
今回の記事は以上となりますが、少しでも記事が良いなと思ったら下記のボタンをポチッとして応援お願いします✨