今回の記事では日本人に非常に人気が高い仮想通貨(暗号資産)IOSTについての概要、将来性はあるのか、どこで購入出来るのかをまとめました。
今回の記事を読むことでIOSTに関する知識を少しでも蓄えて、投機でなく投資として暗号資産を運用して行きましょう。
IOSTとは
IOST(アイオーエスティー)とは、インターネットオブサービストークン(Internet of service token)の頭文字を取って命名された暗号資産(仮想通貨)です。
- 2018年1月にシンガポールの非営利財団によってローンチされた
- メインネットのローンチは2019年2月
- ビットコインやイーサリウムよりも処理速度が数十倍以上速い
- Web開発でよく使われているJavaScritpで開発が可能
IOSTの将来性
IOSTは前述した様にメジャーな暗号資産であるビットコインやイーサリウムと比較してトランザクションの処理速度が爆速です。
なぜビットコインやイーサリウムと比較して速度がこれ程までに違うのかと言うと、IOSTでは独自のコンセンサスアルゴリズムであるPoBを採用しており、これが処理速度を爆速にする鍵となっています。
今回の記事ではPoBアルゴリズムの詳細は割愛しますが、IOSTのプロジェクト発足当初から処理速度の問題も視野に入れて開発がされていました。
そしてこの処理速度の恩恵を受けるためにCrypto NinjaというdAppsではイーサリウム版を出していましたが、IOST版も新たに開発を進め2019年4月にリリースがされました。
この処理速度は決済周りでも活用出来るのではと議論されており、今後もこの処理速度を生かしたサービス開発がされていくことが期待されています。
IOSTのチャート
IOSTは2020年9月にCoincheckでの取り扱いが開始されて認知度が高まり、2021年には取引する方が増えたこともありチャートが乱高下するようになりました。
2020年9月時点では1コイン辺り0.5円ぐらいを推移していたのが、2021年7月5日時点では1コイン辺り2.7円と、約1年前の5倍以上にもなっています。
また2021年4月には一時的に10円近くまで高騰したため、これ以前に集中投資していた場合は多額の利益を得た方も多いでしょう。
現在のIOSTのチャートは2円〜3円付近をヨコヨコとしている状況ですが、これから3円を抜けて行くのではと期待がされています。
IOSTはビットコインと連動して上がっていく?
仮想通貨の多くはビットコインが暴騰すると上がり、暴落すると下がる傾向にあります。
下記のグラフはBTCとIOSTの週足で価格にどれだけ相関があるかを表す相関係数のチャートです。
1を最大値としている中、2021年7月現在は0.88となっており、ビットコインとISOTは週足で見ると非常に相関がある状態に見えます。
ただしBTCとIOSTの比較を日足で見た場合は2021年7月5日現在で相関係数が0.78となり、週足で見た場合よりも低い数値となります。
更に6月中旬付近では相関係数が0.1を下回る局面もあるので常に相関係数が高い訳ではありません。
基本ビットコインが暴落・暴騰をすると他の暗号資産も釣られて上げ下げしますが、今後も同じ様になるとは限らないということを念頭に入れておきましょう。
IOSTはどこで購入出来るのか
現在IOSTが取引出来る暗号通貨取引所は日本ではコインチェックのみです。
IOSTの様なまだ価格が低い暗号資産は価格の変動率(ボラティリティ)が非常に高いのでリスクも高いです。
しかしいざ購入したいと言う時に取引できる術が無いというのはデメリットでしかありません。
コインチェックは最短5分で申込みが完了出来るので、今のうちに手続きを済ませておき、IOSTの様な暗号資産を購入したい時にすぐに購入出来る状態にしておくことを強く推奨します。