2020年から様々なニュースが出てきたビットコインですが、2021年になってもそれは収まるどころか増える一方です。
今回はそんな話題が絶えないビットコインのアクティブアドレス数が減少している件についてまとめました。
アクティブアドレスの意味や推移を把握するのはビットコインだけでなく全ての暗号資産(仮想通貨)を取引する上で重要な事です。
今回の記事を読み少しでも安全にビットコイン取引を出来る様になるための知識を蓄えましょう。
アクティブアドレスとは
仮想通貨(暗号資産)の世界におけるアドレスとは、いわゆる銀行の口座番号の様なものです。
そしてアクティブアドレスとは一定の期間内にアドレス(口座)に対しての送受信記録があるかを元に集計されています。
言い換えるとアクティブアドレス数が多いほど、それだけ多くの口座で取引が活発に行われていると判断することができます。
アクティブアドレスの推移
Glassnodeのサイトでは1ヶ月・1週間・1日を期間として設定したアクティブアドレス数の推移を確認することが可能です。
上記のグラフは2019年4月〜2021年6月6日までのビットコインのアクティブアドレス数をグラフにしたものです。
1日のアクティブアドレス数は2021年6月6日時点でおよそ71.5万アドレス。
これは2020年4月以来の低水準となり、それだけビットコインを取引をする人が減少傾向にあることを意味しています。
アクティブアドレスが減少した原因は?
今回このアクティブアドレスが減少した要因は複数あると考えられます。
そのうちの1つとしては、つい最近大きな暴落もあったことにより投資家たちがより慎重になっているというのが挙げられます。
上記のグラフは2021年5月12日の暴落はテスラの創業者、イーロン・マスクの発言により暴落したもので、Twitter上ではかなり話題になったのでご存知の方も多いと思います。
Tesla & Bitcoin pic.twitter.com/YSswJmVZhP
— Elon Musk (@elonmusk) May 12, 2021
株の様に厳重な法律があるわけでもないので、この様にたった1人の発言により価値が百万円単位で変動するのはリスクと言わざる得ません。
アクティブアドレスが減少するとどうなる?
アクティブアドレスが減少しているということは、言い換えるとそれだけ需要が減っていると捉えることも出来ます。
需要が減れば価値も下がる傾向にあるので、ビットコインの価格が大きく減少することを危惧している投資家もいます。
アクティブアドレスはどれだけの人がビットコインに注目しているかを測る重要な指標の1つなのでこれからも注視して行きたいところです。
ビットコインはこれから価格が上昇するのか?
最後に一番気になる、これからビットコインの価格は上昇するのかについてですが、残念ながらこの問いに関する回答は誰も持っていません。
しかし1つだけ確かなことは、ビットコインは株よりも価格変動が激しく、一攫千金を狙うことも出来れば、大きく資産を失う可能性もあるという事です。
一節によると2021年中には価値が1,000万円を超え、2030年には1億へ到達するという話もあります。
流石にそんな価値にならないと思う方が殆どかもしれませんが、ビットコインは2015年7月頃は1コイン辺り3万円程度だったのが、僅か6年で1コイン358万円にまで価値が高騰しています。(2021-07-08現在)
僅か6年で価値がおよそ120倍になったビットコインが10年後には更に30倍上がる可能性は決して0ではないと思います。
ビットコインの様な暗号資産はCoincheckで数百円から購入することが出来るので、今からコツコツ少額投資を行い、自分の資産の数%は暗号資産というのも決して悪い選択ではないと思います。
Coincheckは口座開設は手続きが5分で完了するほどお手軽なので、いざチャンスが到来した時に取り残されないためにも、今のうちに口座開設だけはしておきましょう。