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日本株と米国株どっちから始めるのが最適?それぞれの違いを理解して決めよう

日本株と米国株どっちから 始めるのが最適? それぞれの違いを理解して決めよう

日本株と米国株の両方に興味があるけれど、どちらから始めるべきかで悩まれる方が多いです。

今となっては積立NISAを始め、日本の高配当株や米国株への個別投資も行うようになりましたが、僕も1年半前までは投資の基本が全く分からない状態でした。

そこで今回の記事ではこれから投資を始めようと考えている方のために、最初に始めるなら日本株か米国株どちらが良いかを解説して行きます。

個別株ではなくファンドを購入するという選択

今回の記事は日本と米国の個別株に焦点を当てて解説をしています。

個別株への投資は分析が必要で取引を行うタイミングも非常に重要なので、投資初心者がいきなり個別株に投資するのは少しハードルが高いです。

もしあなたが投資の第一歩を踏み出そうとしているのであれば、下記の記事を参考にして少ないリスクで投資を始めて見るのが良いです。

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日本株と米国株を比較

日本株と米国株でそれぞれどの様な違いがあるかを簡単に把握していきましょう。

単元株の違い

日本株は100株単位(単元)、米国株は1株単位で購入するのが基本です。

これによって、たとえば日本の有名企業A(株価: 2,000円)に投資したいな…と思ったら、100株からの購入になるので最低でも20万円の資金が必要になります。

日本では100株が単元

一方、米国の有名企業B(約2,000円の$20)に米国市場で投資をする場合は1株から購入が出来るので$20から投資が可能です。

日本でも「S株」、「ミニ株」と言った名称で、1株から日本企業に投資出来る仕組みを持つ証券会社があります。この仕組みを活用することで日本の有名企業にも数百円、数千円からの投資が可能になります。

注意点としては多くの証券会社では取引毎に手数料が発生するので、たった数百円の株を購入しても20%以上の手数料が取られる場合もあります。

この手数料の悩みを解決する1つの方法としてはSBIネオモバイル証券を利用するという手があります。

詳しくは下記の記事にまとめているので、興味がある方は参考にしてみてください。

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米国市場ではストップ高、ストップ安が無い

日本の株式市場では、急激な上昇や下落を抑制するための仕組みとしてストップ高とストップ安というのがあります。

これは前日の終値に応じて、最小と最大の値を制限するものです。

株価制限値幅
100円未満30円
100円以上〜200円未満50円
200円以上〜500円未満80円
500円以上〜700円未満100円
700円以上〜1,000円未満150円

例えば株価が150円の企業Aは1日の値幅は30円となるので120円〜180円になります。

株価の制限幅

株価が550円の企業Bであれば1日の幅は100円となり、450円〜650円と言う感じです。

 

一方、米国株式の市場ではストップ高・ストップ安の仕組みがない代わりにサーキットブレイカーという仕組みがあります。

サーキットブレーカー制度とはある銘柄の株価が急激に上昇、下落した場合に取引が一定時間停止する仕組みです。

電気のブレイカーをイメージすると分かりやすいかもしれません。

連続増配している企業が米国は多い

米国の企業は日本の企業以上に株主への還元意識が高く、これは連続増配という形で数値にも現れています。

日本で一番増配期間が長いのは花王の31年に対して、米国ではアメリカン・ステイツ・ウォーターが66年も連続で増配しています。

もちろん投資をする目的が配当金目当てではないという方もいるかもしれませんが、この様な実態になっている事は頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

米国株には為替リスクがある

為替というのは円をドルに替えたり、ドルを円に替えたりすることを意味します。

例えば1ドルが100円の時に株価が1ドルの企業Aの株を1株購入したとします。1ドルの企業A株
そして10年後にもし企業Aの株価が1ドルのままで、1ドルの価値が120円になっていた場合、保有している企業Aの株の価値は日本円で20%上昇したことになります。

1ドルの企業A株②

この様に米国の株に投資するという事は、株価以外にも為替の影響を受けることになります。

今回の例では120円に上がったケースを紹介しましたが、逆に1ドルが80円になっていた場合は価値が20%下がる事になります。

投資は自己責任・自己判断

この後の内容は僕だったらこういう考えを持って投資をするというものになります。

特定の銘柄やファンドの購入を推奨するものではないので、投資をするかの最終判断はあくまで自己責任でお願いします。

日本株と米国株どちらが良いのか

先にも述べた様に米国株は為替リスクがあるものの、株主への還元意識が高く、それは連続増配という形で数字に現れています。

また今では日本でも知らない人がいないと言うぐらい知名度が高い、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftと言った企業はすべて米国企業です。

この様な理由から米国株のほうが将来的にも安泰、成長も期待出来ると言う点で米国株から投資を始める方が多いです。

 

しかしもし僕が今から投資を始めるのであれば日本株から始めます。

 

日本株から始める理由
  • 言語の壁がないので情報を集めやすい
  • 株主優待は日本の株の楽しみ方の1つ
  • 日本の企業でも高配当株はある

言語の壁がないので情報を集めやすい

当然ですが米国株へ投資をする場合は、英語が読めないとなかなか情報を収集するのが厳しいです。もちろん翻訳してくれているサイトも多いですが、英語が読めたほうが有利なのは間違いないでしょう。

一方、日本株の情報であれば日本語さえ読めれば必要な情報の殆どはネットで入手することが可能です。

株主優待は日本の株の楽しみ方の1つ

投資はお金を増やすために行う方が多いですが、日本人であれば一度は株主優待の楽しさを体感するのは投資の醍醐味かなと個人的に考えています。

日本の株主優待にはお食事券や商品の割引券など多数あり、その殆どは100株以上の株数を保有することで貰うことが出来ます。

人気の株主優待銘柄
  • ガスト
  • オリックス
  • イオン
  • 日本たばこ産業
  • 日清ホールディングス
すかいらーく株主優待

日本の企業でも高配当株はある

連続増配当という観点では日本は米国に大差で負けていますが、高利回りという意味だとそこまで差はありません。

例えば日本の有名企業である、「三井住友ファイナンシャルグループ」は配当利回りが4.97 %もあります。

年間の利回りが3%を超えていれば十分に高配当な銘柄と言えるでしょう。

情報が収集しやすい日本株に慣れたら米国株投資

今回の記事では投資を始めるなら日本株と米国株どちらから始めるべきかという内容で解説をしました。

個別株投資に慣れるという意味でも日本から入るのが良いですが、個別株に慣れてきたら米国株への投資もチャレンジしてみるのもありです。

ただ米国市場ではとても優秀な投資信託やETFが存在するので、個別の株に投資するメリットは日本と比べるとそこまでなかったりします。

この辺りの内容は今後別の記事でまとめていくのでお待ち頂ければと思います。

日本株への投資を始める際におすすめの証券口座

初めて個別株に対して投資をするのであれば、1株単位の購入が可能でリスクを最小限に抑えられるSBIネオモバイル証券がおすすめです。

詳しい口座開設方法は下記の記事にまとめているので参考にしてみてください。

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トナ
2020年1月から資産形成を始めた30歳サラリーマン。アラサーになるまで資産形成なんて全く考えてこなかった。しかしとある日にお金がすべてではないけど、何をするにしてもお金は必要と言う事に気付かされてから資産運用に目覚めました。 お金の余裕は心の余裕。 同じように資産形成をしたいと考えている人の役に少しでも立てば良いなと思い書いていきます。 noteもやってます https://note.com/tona_investment